113年ぶり「月亭文都」復活あいさつ 

 3月に上方落語の大名跡、月亭文都を113年ぶりに襲名する月亭八天(52)が31日、師匠の月亭八方(64)と神戸市中央区のデイリースポーツを訪れ、沼田伸彦社長らに襲名あいさつをした。

 八天は、初代月亭文都が二代目桂文枝を継げなかったため月亭を名乗ったとされる由来を「桂の上をゆく月亭と。中国に桂の木は月の明かりを受けてこそ生えるという故事もありますが、当時の人々が跡目争いをおもしろおかしく伝えたのかも」と奥ゆかしさを交え紹介。これに阪神ファンで知られる八方は「ベンチがアホやからと辞めた阪神の江本(孟紀)さんが、本人は『言うてない』と言うてるようなもんです」と解説していた。

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