筧利夫 平幹二郎との共演に情熱
俳優・筧利夫(50)が31日、都内で主演舞台「テイキングサイド」(2月1~11日、東京・天王洲銀河劇場、23・24日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)の公開リハーサルを行い、舞台の“延長戦”を熱望した。
同作は第2次大戦中もドイツに残り、音楽活動を続けた名指揮者・フルトヴェングラー(平幹二朗)が、戦後になってナチスとの関係を問われ、米軍のアーノルド少佐(筧)から尋問を受けるというストーリー。平と初共演となる筧は「うれしいですね。あと3年くらいこの舞台を(続けて)やりたいです」と無茶なお願いをしていた。
平も「けいこの初日から全部せりふを(頭に)入れていて、こっちが追われてますよ」と筧を大絶賛。年の差を超えて、舞台にかける情熱が共鳴し合っていた。
舞台は映画「つやのよる」が公開中の行定勲監督が演出。ほかに福田沙紀、小島聖、小林隆、鈴木亮平らが出演する。