渡辺謙、12年ぶり舞台で猛虎愛トーク
俳優の渡辺謙(53)が8日、東京・パルコ劇場で、主演舞台「ホロヴィッツとの対話」(2月9日~3月10日)の会見を共演の段田安則(56)、演出の三谷幸喜氏(51)らと行った。
実在した天才ピアニストのホロヴィッツ(段田)と、彼を支えた調律師のフランツ(渡辺)が織りなす喜劇で、渡辺にとっては12年ぶりの舞台。劇団「円」出身の渡辺が、81年にデビュー作「下谷万年町物語」が上演された同劇場に立つのも28年ぶりとなり「演劇人として育てていただいた小屋なので、僕にとっては懐かしく、楽しくやらしていただいてます」と、感慨にふけった。
渡辺と段田はともに大の阪神ファンとして知られているが、同作は3月13日から同31日にかけて、大阪公演(シアターBRAVA!)が控えている。渡辺が「段田さんと僕は“Tファン”なので(大阪での)スケジュールを全部チェックしましたが、上演しているときにオープン戦があったので、影ながら見守りたい」と猛虎愛をにじませれば、段田も「今もキャンプ情報を見てます。オープン戦を見たかったのですが残念です」と、負けずに続けていた。