中居 史上初のWBC公認サポーター
大の野球好きで知られるSMAPの中居正広(40)がWBCで3連覇を狙う日本代表の公認サポーターに就任することが10日、分かった。日本野球機構(NPB)のサポーター公認は史上初。“侍ジャパン”を率いる山本浩二監督(66)から、背番号「888」のユニホームを受け取った中居は大コーフン。理想のオーダーを披露したり、V3シャンパンファイトへの参加を熱望するなど少年のように大はしゃぎした。
中居が侍ジャパンユニホームにそでを通した瞬間、無数のフラッシュがたかれ、史上初めてのNPB公認サポーターが誕生した。
背番号は、山本監督の現役や監督時代の背番号「8」と「88」にちなんだ「888」に決定。巨人ファンで知られる中居だが「原さん(の背番号)じゃないよ」とおどけつつ、侍ジャパン入りに胸を熱くした。
3連覇を目指す侍ジャパンのために応援のシンボル的存在を作ろうとの機運が高まり、国民的人気を誇るSMAPのメンバーで大の野球ファンで知られる中居の名が浮上。NPBが協議し、12球団と山本監督も了承し、決定した。中居はサポーターとして代表合宿取材や日米の試合会場に足を運び、テレビ朝日とTBSの試合中継にも出演する。
就任前から侍ジャパンに大きな関心を持っていた中居は、日本テレビ系「中井正広のブラックバラエティ」で共演するなど以前から親交のあった山本監督の前で理想のオーダーを披露。唯一のメジャー経験者である楽天・松井稼頭央内野手(37)の起用や細かい継投プランも明かし、山本監督を感心させた。
米サンフランシスコで行われる決勝も足を運ぶ中居は「浩二さんに『(優勝後の)シャンパンファイトに入っていいよ』と言われたい」と語れば、山本監督も「公認だからね。そうなるようにもっていきたい」と共に美酒に酔うことを約束。中居は「日本が一丸となり、3連覇の手助けができれば。僕を通じて野球の魅力を感じて」と、日本中を侍ジャパン一色に染めることを宣言していた。