華原朋美4月に7年ぶり復帰シングル

 昨年末に5年ぶりに芸能活動再開を発表した華原朋美(38)が、4月17日に7年ぶりのシングル「夢やぶれて‐I DREAMED A DREAM‐」を発売することが11日、分かった。

 現在映画版もヒット中の名作ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌のカバーで、ヒロインが夢破れた絶望の中で歌う。華原は自身の半生を投影したような曲を歌うことで、「過去の苦しかった思いや経験を成仏させたい」と意気込んでいる。

 これまで数々のミゼラブル(フランス語で「悲劇」の意味)を経験した朋ちゃん。復帰シングルに、自身の生きざまを描いたようなミュージカルカバー曲を選んだ。

 「夢やぶれて」は「レ・ミゼラブル」のヒロインの1人、ファンテーヌが、職場を追放され、すべてを失い、悲しみと絶望を歌うバラード曲。

 現在、日本での興行収入が42億円を突破した公開中の英映画版では、米女優アン・ハサウェイが魂の熱唱を披露。また、09年には英歌手スーザン・ボイルがオーディション番組で歌い、一夜にしてスターダムに上がった曲としても知られる。

 華原といえば、1990年代に小室哲哉との公私にわたるコンビで絶頂を迎えながら、99年の小室との破局以降は休業と復帰を繰り返した。2007年には所属事務所から契約を解除され、どん底を経験。昨年、元事務所と再契約を結び、12月5日のフジ系「FNS歌謡祭」出演で芸能活動に復帰した。

 06年の「あのさよならにさよならを」以来、7年ぶりのシングルとして、同曲を選んだのは、自身の境遇と重なることに加え、過去に同ミュージカルのオーディションを受けた際に、同曲を歌唱した経験があったからだった。レコーディングは今月中に行われ、フルオーケストラによる、壮大なスケールの楽曲になるという。

 「私の経験と重なる歌です。人生のひと区切りとして勇気を持って歌う決心をしました。この曲を歌わせて頂く事で過去の苦しかった思いや経験を成仏させたいです」と同曲を歌うことで、過去との決別を期す。現在はジムやボイストレーニングに打ち込んでおり、新生・朋ちゃんの決意の歌声に注目が集まりそうだ。

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