黒木メイサ 出産後初ドラマで女優魂
昨年9月に歌手・赤西仁(28)との間の第1子となる女児を出産した女優・黒木メイサ(24)が12日、都内で、NHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜、後8・00)のクランクイン取材会に出席した。出産後初となるドラマで、今月7日に撮影現場入り。約1年ぶりに演技をしている。子育てと仕事を両立していく黒木は「本当の意味で命を懸けられる存在が私にもできた」と“ママ”になってからの心境の変化も初めて明かした。
出産から約5カ月。なぎなたを手に、はかま姿でさっそうと登場、以前よりさらに強く美しくなった“女優・メイサ”をアピールした。
撮影現場に復帰するのは、昨年1月に撮影した映画「任侠ヘルパー」(12年11月公開)の現場以来、約1年ぶり。黒木は綾瀬はるか(27)演じる主人公・八重のライバルでなぎなたの名手・中野竹子の役。八重とともに戦場で奮闘するも、命を落とす設定で、4月21日放送分から登場し、およそ2カ月間の出演となる見込みという。
撮影期間こそ短いが、ママとして初めて出演するドラマとあって、黒木は闘志満々。役のために体形を出産前まで戻し、なぎなたを体に染みこませるなど、プロとして出来ることを全てやっての現場入り。黒木は「久しぶりの現場で緊張はありました。でも、綾瀬さんをはじめ、和やかな雰囲気で温かく迎えていただいた」と、順調な再スタートを切ったことを報告した。
撮影は4月中旬まで続く予定。「(八重の)いいライバルとして負けないように、(なぎなたを)もっと練習したい」と熱演を誓う黒木は、「本当の意味で命を懸けられる存在(子供)が私にもできた。時代が違うので(竹子とは)心境はちょっと違いますが、共感できます」と母になり、ひと皮むけた演技に自信を見せていた。
なお、黒木の夫・赤西の所属事務所によると、赤西は現時点で仕事の予定はないという。