桜金造 脳内出血で緊急手術受けていた
コメディアンで俳優の桜金造(56)が、12日に脳内出血を起こして自宅の浴室で倒れ、緊急手術を受けていたことが16日、分かった。所属事務所が発表した。
事務所によると、桜は都内の病院に緊急搬送され、同日、3時間に及ぶ右側頭部血腫の除去手術を受け、現在は集中治療室(ICU)に入っている。16日になって直筆メッセージをブログにアップするなど、安定した状態だが、近日中に再手術予定という。
週に3日、ボクシング、合気道、殺陣のトレーニングを行っている桜が突然の病に倒れた。
所属事務所によると、桜は12日、トレーニングに行く前に入った自宅の浴室で倒れ、東京・三鷹の杏林大学病院に緊急搬送された。脳内出血と診断され、右側頭部血腫の除去手術を受けた。現在はICUにおり、左半身と口元にマヒが残った状態で、左半身ろれつ障害のリハビリを行っているという。
意識もはっきりしており、病状も安定。桜は緊急搬送の経緯を記したメモを残すほどの回復力を見せているという。桜がボーカルを務める4人組バンド「西東京」のメンバーが直筆メモを受け取り、この日、代理で桜の公式ブログにアップ。「脳内出血!桜金造緊急入院!」と題し、近況をつづっている。
事務所によれば第一発見者は今でも「奥さん」と呼んでいる“元妻”という。過去に借金を抱えた桜は2男1女をもうけた妻と離婚。再婚の手続きは取らなかったが、10年以上前から再び一緒に暮らしていたという。
今後は回復の経過次第で再手術の可能性もあり、復帰時期は未定。この日、予定されていたバンドのライブは中止、春夏のライブイベントもキャンセルとなった。レギュラー出演しているNHKEテレの番組「どうも!にほんご講座です。」は、3月分まで収録済みとしている。