「純と愛」涙のラスト夏菜&風間も万感
NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」が22日、大阪市の同局でクランクアップを迎え、ヒロイン純役の夏菜(23)、相手の愛役の風間俊介(29)ともに涙が止まらなかった。
夏菜は「さっきまで『実感わかないな』とか言ってたのに、全然、泣いちゃいました。夏菜でいる時間より、純でいる時間のほうが長かったですから」と、9カ月間の収録を終え、万感の思いがこみ上げた。
大ヒットドラマ「家政婦のミタ」も手がけた脚本担当・遊川和彦氏(57)は、夏菜に対し「言い訳せずに、まずやれ!」などとダメ出しを連発し、スパルタ指導してきたという。クランクアップを迎え、遊川氏は「歴代ヒロインはもっと楽だったろうなと思うほど注文した。でも自信持っていいよ」とねぎらった。
夏菜は「言われすぎて覚えてないですが、遊川さんには愛がある。不器用な人なんです」と笑顔で返すと、「もう純を演じられないのがさみしい」と涙声で語った。