猫ひろし“芸人最速”死守もリオ断念?
タレントの猫ひろし(35)が24日、東京マラソンに出場し、2時間30分41秒で完走。お笑いコンビ・げんきーずの宇野けんたろう(30)との芸能界頂上対決には勝利したものの、自己ベストの2時間30分26秒に15秒及ばず「これではリオ五輪はダメ。来年はR‐1グランプリ優勝を目指す」と“路線変更”を示唆した。(記録はすべてスタート地点からのネットタイム)
強風に加えて、2日前には、本人いわく「知恵熱です」という38・9度の高熱を患ったことも影響した。とはいえ、よほど、今回の結果に納得がいかなかったのか。昨年はカンボジア国籍を取得してまでロンドン五輪出場を狙った猫は、芸人“回帰”をにおわせた。
R‐1では昨年、スギちゃんが準優勝、今年は三浦マイルドが優勝したことから「ワイルド、マイルドと来て、来年は身長がチャイルドの僕の年にしたい」と優勝宣言。レース中に思いついたという新ギャグ「猫もしゃくしもアベノミクス」を早速報道陣にお披露目。全然ウケなかったが、とにかくピン芸人日本一を“猫まっしぐら”に目指すようだ。
一方、猫にライバル心を燃やしていた宇野は、2時間39分18秒。猫に大差をつけられゴールすると、地面をたたいて号泣した。猫から「国籍を変えて出直してこい」と喝を入れられると「ケニアで修行したい。“ケニア住みます芸人”になる」と悔し紛れの帰化宣言も飛び出し、相方の元気☆たつや(31)を慌てさせていた。