ひばりさん「港町十三番地」歌碑が完成
89年に死去した歌手・美空ひばりさんの曲「港町十三番地」の歌碑が神奈川県川崎市の京浜急行港町駅南口改札に設置され、1日、除幕式が行われた。
同駅はひばりさんが所属していたレコード会社「日本コロムビア」の川崎工場跡地の最寄り駅。「港町‐」は同工場をイメージして作られ、57年に発売された。
歌碑にはひばりさんの等身大写真と手形・サインなどが添えられ、ボタンを押すとひばりさんの歌声が流れる。ひばりさんの歌碑はこれで8カ所目。「ひばりプロダクション」の加藤和也社長(41)は「母は横浜生まれで、港には縁があります。『港町‐』はステージで歌わなかったことは一度もない大事な曲でした。毎日乗降されるお客さまに見ていただけると思うと感無量です」と話した。2日から披露される。