人気子役の鈴木福（８）が１日、都内で、主演映画「コドモ警察」（２０日公開）と米映画「エクスペンダブルズ２」ＤＶＤの、コラボＰＲイベントに登場した。ハード系ファッションに身を包んだ福君は、「エクス‐」の１シーンを再現したアクションを披露。「将来の夢はハリウッドデビュー？」と向けられると、「アクションは日本でもやりたい。夢は仮面ライダー！！」と声を弾ませた。

　４月には小学３年に進級する福君が、持ち前のかわいらしさではなく、男らしい勇敢さを存分に発揮した。ハリウッド映画「エクス‐」で国際派俳優のジェット・リー（４９）が見せた、中華鍋を使ったアクションシーンをステージ上で再現。両手にフライパンを持って登場すると、ギャングにふんした大人４人を次から次へとなぎ倒した。「練習はさっきしました。普通に『こうやって』と言われて。自分では点数をつけらんない」と裏事情を明かし謙そん気味な福君。「コドモ‐」で共演した本田望結（８）からは、「１００点です！！すごかった。かっこよかったです」と大絶賛された。

　福君や望結ちゃんら「コドモ‐」の子役７人は、「エクス‐」のスペシャルサポーターに就任。「エクス‐」はＲ‐１５指定作品とあって、メンバーは激しい暴力シーンなどをカットした“コドモ仕様”で鑑賞。福君は「最初にロープでシューっときて、ダンって降りて、鉄砲でドドドドと倒すシーンがかっこよかった」と擬音たっぷりに見どころを解説した。

　報道陣から「将来の夢はハリウッドデビュー？」と聞かれた福くんは「アクションは日本でもやりたい。夢は仮面ライダー。まず英語をしゃべれないし」と即答。お茶の間の人気を集める８歳は、迷うことなく“世界的スター”よりも“正義のヒーロー”への道を選んでいた。