俳優・堤真一（４８）が１日、３２歳の一般女性と結婚したことが明らかになった。所属事務所のホームページで「３月１日に結婚、入籍いたしました」と報告した。これまで数々の女優と浮名を流してきた“最後の大物独身俳優”は、「『家庭』という新たな環境を得たことで、今まで以上に仕事に邁（まい）進していきたい」と結婚を機にさらに飛躍していくことを誓った。　　　　　　　　　　　　　　　　

　独身貴族を貫いてきた堤が、５０歳目前でついに身を固めた。ハートを射止めたのは１６歳年下、３２歳の一般女性。４年ほど前に知り合い、昨年２月には一部でお泊まり愛が報じられるなどしていた。

　お相手の女性の詳細や写真などは公開していないが、堤は「時間をかけ、お互い機が熟すのを待った上での入籍となりました」とひそかに愛をはぐくんできたことを告白。「『家庭』という新たな環境を得たことで、今まで以上に集中力を高め、仕事に邁進していきたいと考えております」と最高の伴侶を得て、さらなる高みを目指すことをあらためて誓った。

　芸能界屈指のモテ男として知られる堤は、かつて女優・鈴木京香（４４）と結婚直前と報じられたほか、深津絵里（４０）、常盤貴子（４０）、蒼井優（２７）ら、多くの女優と熱愛のウワサが出たが、結婚には結びつかなかった。

　映画「ＡＬＷＡＹＳ～三丁目の夕日」シリーズでは下町のがんこおやじを演じるなど、硬軟両方演じられる演技力と、男気あふれるフランクな人柄で知られる堤。一般にはもちろん、芸能界にもファンが多く、福山雅治と並び「最後の大物独身俳優」とも呼ばれていた。

　挙式・披露宴は現在のところ未定で、会見なども行わない。４月には女優・宮沢りえ（３９）と共演する主演舞台「今ひとたびの修羅」（東京・新国立劇場）、６月１５日には主演映画「俺はまだ本気出してないだけ」の公開が控えているが、その真っすぐな俳優道のかたわらに、これからは新妻が寄り添い、支え続けてゆく。