「ガリレオ」発行部数1000万部超

 文藝春秋は4日、作家・東野圭吾さんのミステリー小説「ガリレオ」シリーズの発行部数が単行本と文庫本を合わせて1千万部を突破したと発表した。

 天才物理学者が事件を解決する物語で、同社によると、1998年の第1作「探偵ガリレオ」発売以来、単行本(8冊)が228万6千部、文庫本(5冊)が795万部発行された。最も売れたのは直木賞受賞作の3作目「容疑者xの献身」で275万5千部。同社は「直木賞受賞や映像化が好調な売り上げにつながった」としている。

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