キンコン西野ダンマリ…バトル長期化?
お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(32)が8日、東京・よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)で特別講義「西野亮廣モノづくりフォーラム」を開催した。お笑いトリオ・森三中の大島美幸(33)の夫の小説を批判し、大島から宣戦布告を受けている西野はこの日、大島の夫で構成作家の鈴木おさむ氏(40)に謝罪の手紙を送ったものの、先方からのリアクションがなかったことを告白。騒動の長期化をにおわせた。
“騒動”の渦中にある西野が貝になった。冒頭で、「きょうはマスコミの方が来ているのでいらんこと言うなと言われた。なので、鈴木おさむさんの件は話しません」とニヤリ。騒動をネタにして受講生から笑いを取ったが、その後は言葉通り、ダンマリを決め込んだ。
講義終了後には、詰めかけた報道陣から「(騒動を謝罪する)手紙に対して鈴木さんからリアクションは?」と問われたが、西野は「いえ、何も…」。「大島さんに一言」という声には答えることなく、表情を曇らせたまま、会場を後にした。
騒動の発端は先月。西野はツイッター上で、鈴木おさむ氏の小説「芸人交換日記」を「ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」と批判した。それに激怒した鈴木氏の妻・大島が、テレビ番組で「おまえな、全然面白くねーんだよ!」と反撃。今月3日のイベントで、大島は、西野から謝罪の手紙をもらったことを明かしたが、「おい西野、一生許さねえぞ!!」と怒りをぶちまけていた。
西野はこの日の講義で、セルフプロデュースについて熱弁を振るった。自身は“そう病”なので落ち込むことが少ないと語り、「失敗しても“おいしい”ってなる。好き嫌いは、はっきりいう。全員に好かれるわけじゃない」とうそぶいていた。