保奈美「家族ゲーム」15年ぶり民放連ドラ
嵐の櫻井翔(31)が、故・松田優作さんも演じた破天荒な家庭教師に挑むフジテレビ系主演ドラマ「家族ゲーム」(4月17日スタート。水曜、後10・00)の共演者が12日、明らかになった。櫻井がほんろうする家族の母親役を、民放の連続ドラマには15年ぶり出演となる鈴木保奈美(46)が演じる。櫻井は鈴木ら共演者全員と初共演で、「皆さんと共演させて頂くこと、今からワクワクしています」と今月中旬からの撮影を心待ちにしていた。また、櫻井の不気味な家庭教師姿も初お披露目された。
2013年櫻井版「家族ゲーム」の“家族”がついにベールを脱いだ。
ドラマの舞台となるのは4人家族の沼田家。金銭感覚など世間とズレのある母親役を鈴木が演じるほか、夫役に板尾創路(49)、長男役に神木隆之介(19)、櫻井の教え子となる落ちこぼれの次男役はオーディションで選ばれた浦上晟周(せいしゅう)=13に決まった。また、謎の女性役を忽那汐里(20)が務める。
「東京ラブストーリー」(フジ)など、90年代のトレンディードラマの“顔”だった鈴木。98年にとんねるずの石橋貴明(51)と結婚してからは仕事をセーブしていたため、NHK大河や単発ドラマへの出演はあるものの、民放の連続ドラマへの出演は98年同局のドラマ「ニュースの女」以来15年ぶり。
櫻井は「お仕事でご一緒するのは初めて。独特な雰囲気を持ったお母さん。同じシーンの撮影が楽しみ」と共演に大喜び。いじめや不登校といった問題も描いた教育ドラマのため、私生活で三児の母でもある鈴木は「デリケートなテーマです。物議を醸すかもしれません。真摯(しんし)に真摯に、取り組んでいこうと思います」と並々ならぬ決意をにじませていた。
いつも同じジャケットを羽織る不気味な家庭教師・吉本の姿を初お披露目した櫻井翔 (切り込み写真)母親役の鈴木保奈美