IKKO 大書きした書道作品を披露
筑豊地方の炭鉱労働と生活を描いた炭鉱絵師の作品を集めた「山本作兵衛展」(東京タワーで16日~5月6日)の内覧会が同所で開かれ、美容家のIKKOが登場した。
自身も福岡県田川市出身のIKKOは「筑豊は時代に翻弄(ほんろう)された街だけど、一生懸命にみんなが命懸けだった場所に生まれて良かったと思っている」としみじみ。炭鉱絵を見て「頑張っていた時代を分かりやすく描き残してくれたのが財産です」と語った。
「炭坑節」と大書きした書道作品を披露。「『月が出た出た』と盆踊りで踊っていました。五十の手習いで先生について勉強しています。メークが本業ですので、筆遣いは良かったみたい」と胸を張った。