八代亜紀、ニューヨーカーを魅了
歌手の八代亜紀(62)が27日、米ニューヨーク・マンハッタンの名門ジャズクラブ「バードランド」で初ライブを行い、演歌をジャズ風にアレンジしたナンバーなどを熱唱した。
ジャズ界の大御所ヘレン・メリル(82)も共演し、客席を埋めたニューヨーカーらを魅了した。
「舟唄」などの演歌で知られる八代だが、デビュー前は東京・銀座のナイトクラブでジャズを歌っていた。本場ニューヨークでのライブは、長年の夢だったという。
この日は「舟唄」「雨の慕情」などの代表曲をジャズバンドの伴奏で披露。メリルのヒット曲「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」や、八代の出身地、熊本県発祥の「五木の子守唄」を時折、腕を組んだり、目を見つめ合ったりしながら2人で歌った。
八代は終演後の取材に「一流の場所で一流のミュージシャンに囲まれ、最高に幸せです」と感無量の様子で語った。