森高 15年ぶりミニスカ「オバさん」熱唱

 歌手の森高千里(43)が30日、栃木・足利市民会館で、約15年ぶりのコンサートツアー「森高千里 LIVE ザ・NEW SEASON!~DO MY BEST」をスタートした。同所でのライブは20年ぶり。膝上15センチのミニスカート姿で「私がオバさんになっても」を熱唱するなど40代とは思えぬ若々しい姿を見せつけ、「渡良瀬橋」を、渡良瀬橋があるゆかりの地で歌い上げた。

 15年ぶりのコンサートとあって、会場は異様な熱気に包まれた。森高が「長い間お待たせしました。お久しぶりです。緊張するけど、きょうは最高の日!!」とあいさつすると、ファンら1500人が「チサト~!!」と絶叫。待ちこがれた思いを爆発させた。

 4月11日に44歳を迎える2児の母・森高は、オープニングから躍動した。1曲目「ロックンロール県庁所在地」でドラムを激しくたたきながら登場すれば、ヒット曲「私が‐」では白黒柄のミニスカート姿で軽やかに歌って踊って見せた。

 森高は「この年代になっても歌っているとは思ってなかった。見出しに使われるから『もう、いいよ』とも思うんですけど、フレッシュな気持ちでした。大丈夫だった?」と笑顔。おばさんになっても若い子には負けない、と言わんばかりのミニスカで、ファンのハートをわしづかみにした。

 森高は昨年5月にデビュー25周年を迎え、歌手活動を本格的に再開。ゆかりの地からスタートした今回のツアーでは、自身が作詞した「渡良瀬橋」に登場し、昨年12月の火災で社殿などが全焼した八雲神社再建を願い、募金箱を設置。チャリティーTシャツの収益の一部を寄付するなど社会貢献にも尽力している。

 2時間半で全20曲を歌い上げた森高は「心を込めて歌いました。本当に楽しかった~。本当にありがとう」と感謝。充実の表情で、ツアー初日を締めくくった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス