神戸生、迷惑行為ツイッターで自慢
神戸大文学部2年の男子学生(19)が大阪市の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)で、2人乗りのボートをわざと転覆させたり、アトラクションを止めたりするなどの行為を繰り返し、ツイッターなどに投稿していたことが9日、分かった。
神戸大が会見し明らかにした。学生はUSJに“入園禁止”となった。また同志社大も男子学生が同様の迷惑行為をしていたと発表した。
関西の名門大学に通う学生たちの、何とも子供じみた行為が発覚した。
神戸大2年の男子学生は入学前の昨年3月から今年3月まで、USJを訪れては迷惑行為を繰り返し、それらの行為をツイッターなどに投稿して“自慢”。非常識な言動にネット上では批判が殺到し、神戸大にも情報が寄せられていた。
この日、記者会見した神戸大によると、男子学生は「人と違うことをやって目立ちたかった」と話しているという。大学は処分を検討している。
この男子学生は友人らと大型ボートのアトラクションなどに乗っている時に安全バーをゆるめて身を乗り出したり、裸になって立ち上がったりしたほか、2人乗りのボートをわざと傾けて転覆させた。少なくとも7回、迷惑行為を繰り返した。サッカーでけがしたのに、アトラクションで柱に当たって骨折したと虚偽の書き込みもしていたという。
学生は大学の担当者と3月末にUSJを訪れ謝罪し、2度と入園しないという誓約書を提出し、“入園禁止”になったという。
また、同志社大もこの日、男子学生1人が3月12日に、ボートが水路を進むアトラクションの途中でボートから岸に飛び移り、再びボートに戻る迷惑行為をして、運行を一時、停止させていたことを明らかにした。学生はその行為をツイッターに投稿していた。
USJの広報担当者は「アトラクションを一時止めることになり、他のお客さまのご迷惑になったことが残念だ」とコメントしている。