５人組アイドル・ももいろクローバーＺが２０日午前、東京・新宿御苑で開かれた安倍晋三首相（５８）主催の「桜を見る会」に出席した。

　５人は初対面の首相と決めポーズの「Ｚポーズ」で記念撮影し、首相の“モノノフ（ももクロファンの呼称）”化成功に大興奮。午後に都内で行われたＴＯＫＹＯ　ＦＭ「ＪＡ全農ＣＯＵＮＴＤＯＷＮ　ＪＡＰＡＮ」の公開生放送で会を振り返った玉井詩織（１７）は、首相との“定期会談”を要請した。

　日本のトップの左手が、宙で「Ｚ」を書いた。安倍首相とともに、決めポーズでの写真撮影に成功した５人。リーダーの百田夏菜子（１８）は「笑顔がすてきで、柔らかい人でした！」と、大興奮で初対面を振り返った。

　「桜を見る会」に初参加した５人は、昨年初出場したＮＨＫ紅白歌合戦で着用した着物風ワンピースに桜の花びらを縫いつけてドレスアップ。主催者の安倍首相に、同じポーズでの記念撮影をリクエストした。要求に快く応じた安倍首相について、有安杏果（１８）は「（首相の）体が勝手に動いてました！」と“モノノフ疑惑”を投げかけるほど。佐々木彩夏（１６）も「『一緒にやって下さい』と言ったらすぐにやって下さった」と喜んだ。

　お笑いコンビのバナナマン、タレントの吉木りさ、歌手の綾小路翔から辛口コラムニストの勝谷誠彦氏まで、モノノフを公言する著名人は年齢・ジャンルを問わず幅広いが、ついに首相までも“制覇”。もっとも、ももクロの野望は記念撮影だけでは収まらない様子で、玉井は「私たちも日本を引っ張って行きたいと思っているので、安倍首相とは定期的に会いたい」と、“定期会談”までぶち上げた。

　首相とのパイプ作りのためには「首相のためだけにライブします」（佐々木）と、献身を辞さない構え。安倍内閣の“アイドル省”大臣は、ももクロがいただいた！？