新生SKE、夢の単独武道館公演で躍動
「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」(25日、東京・日本武道館)
涙の組閣発表から12日。武道館のステージで、SKEの新しい3チームが躍動した。
「さあ、新チームEの出番だよ~!!」という松井玲奈の号令で、みつばちの衣装に身を包んだチームE16人が勢いよく飛び出すと、客席からは怒号のような歓声が響き渡った。
新チームS、K2、Eは、それぞれ3曲を披露。新チームSリーダーとSKEキャプテンを兼任することになった中西優香(24)は「不安もあったけど、あまりにもあっという間だった。みんなが支えてくれたから300点!!」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。
武道館公演の準備を始めたのは、14日の名古屋でのコンサート終了後からだった。振り付けなどを合わせる時間が足りず、開演前には緊張と不安で涙を見せるメンバーもいたが、それでもSKEの“売り”であるダンス力をいかんなくアピールした。チームK2のリーダー・高柳明音(21)は「みんなの輝く笑顔を見たら、チームの新しい兆しが見えました」と手応え十分。メンバーには終演後、「時間をかけたらもっともっと良くなる」とねぎらった。
チームE最年長のリーダー・玲奈は、年下のメンバーに駆け寄り「かわいい~」を連発し、「みんな新しいチームでやれて楽しかったと思います」と満面の笑み。シャッフルはあくまでもステップの1つ。多くの卒業メンバーを見送り、チーム一新というスパイスを加えたSKEが、さらに勢いを加速させていく。