サブちゃん「函館の女」作曲者死去
北島三郎の「函館の女」など「女シリーズ」や、山田太郎の「新聞少年」など、多くのヒット曲を手掛けた作曲家・島津伸男(しまづ・のぶお、本名・堀信義=ほり・のぶよし)さんが、心不全のため9日に都内の自宅で死去していたことが10日、わかった。77歳。鹿児島県出身。通夜は14日午後5時、葬儀・告別式は15日午前11時から東京都練馬区石神井台1の2の13 宝亀閣斎場で。喪主は妻・堀千枝子さん。
作曲家・船村徹氏の門下生で、作詞家の故・星野哲郎さんとのコンビで北島三郎のヒット曲を多く手掛けた。
また、長く北島三郎のバックバンドの指揮を務めた。晩年は、体調がすぐれない中、酸素ボンベを携帯しながら1カ月公演の指揮を務めていた。
盟友の死に北島は「本当の兄弟のような存在。ずっと肩を組んで同じ道を歩んできた。『体が治ったら、またタクトを振ってくれ』とお願いしていたけど…。自分と縁がある人が、また旅立ってしまった。本当にさみしい」と悼んだ。