松本人志、監督4本目は「露出度高め」
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(49)が13日、都内で、4本目の監督作品となる映画「R100」(10月5日公開)の製作発表を行い、主演の俳優・大森南朋(41)をはじめ女優・大地真央(57)、寺島しのぶ(40)ら出演者も出席した。
女性キャストの衣装は大胆露出であることが明かされ、松本監督は「むちゃくちゃな映画です。(タイトルは)R指定のRでも、100歳以上しか見られないわけじゃないので」と、幅広い年齢層からの支持を訴えた。
2年ぶりの松本組に、日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが集った。
過去の監督作では1、2作目が主演も兼ね、3作目では吉本興業で働く用務員に主演を任せたのに対して、新作では主演に今が旬の大森を指名。
脇を固めるキャストも華やかで、松本監督は「飲み会ではまず集まらないメンバー」とおどけつつ「いっぱいの役者さんに出ていただいて演出に回るのは、4作目で初体験。ホントの監督というのは今回が初めてなのかな」と、“メガホンの重み”を口にした。
ストーリーについては「大人の人に怒られるのであまりしゃべれない」と詳細は明かさなかったが、謎のクラブに入会した主人公とクラブの女性たちによる「ファンタジーエンターテインメント」だという。クラブの女性を演じたキャスト陣の衣装は、総じて露出度が高いといい、大地は「私の人生で一番(の露出)」とキッパリ。
作中で美脚を披露したモデルで女優の冨永愛(30)について、松本監督は「露出度70%ですかね」と評価。寺島が「私は60%ぐらいかな。衣装合わせが恥ずかしかった」と続けると、お笑い芸人の渡辺直美(25)からは「私はほぼ出ちゃってます!!」と“セミヌード宣言”まで飛び出した。
製作サイドは本格的な海外進出を視野に入れており、今作からは米メジャーのワーナー・ブラザースが配給。松本監督も「今回のは広く海外の人に見ていただきたいですし、映画の本質は海を渡ることだと思ってるので、それにも期待したい」と、意欲を見せていた。
なお松本は2007年に「大日本人」で映画監督デビューを果たし、09年に「しんぼる」、11年には「さや侍」でもメガホンをとった。
「大日本人」「しんぼる」では主演も兼任しており、4作目となる最新作「R100」にもメーンキャストではないものの、出演しているという。「大日本人」はハリウッドでのリメークも決定しており、松本は「脚本(作り)に入ったとチラッと聞きました」と、進ちょく状況を明かした。