フジテレビ次期社長「全員で汗かく」
フジテレビの次期社長に内定した亀山千広常務(56)が20日、都内で会見し、今後の方針などを説明した。
ドラマ「ロングバケーション」や「踊る大捜査線」シリーズの映画化などプロデューサーとして数々のヒット作を生み出してきた亀山氏は、現在、平均視聴率で民放3位に転落した同社の復活への切り札的存在。トップ返り咲きへ、「一部で『踊る新社長』なんて書かれていたが、踊ってる場合じゃない。全員で汗をかきながら頑張りたい」と語った。
「お客さんが喜んでくれるなら」と自身が出演することもいとわない姿勢。フジテレビを改革する“カメノミクス”効果に注目が集まりそうだ。6月27日の株主総会で正式に社長に就任する。