57歳・郷ひろみ脱いだ「30年分の変化」
歌手の郷ひろみ(57)が30日、30年ぶりの写真集「G 郷ひろみ」と新曲「Bang Bang」の発売記念イベントを、東京・代官山の蔦谷書店で開いた。台湾で撮影された写真集には入浴シーンもあり、研ぎ澄まされた裸体も公開し「30年分の変化が楽しんでもらえる」とPRした。イベントでは30センチの至近距離でファン100人に熱唱を届けた。
還暦まであと2年5カ月。57歳の郷が研ぎ澄まされた裸体を披露した。
イベントに登場した郷は「30年ぶりの写真集。意外に出していないんですよね。僕の30年分の変化が収められている」と1982年12月に発売した「27歳 ただいち度の季節が焼きついた。」以来となる作品を手に笑顔を見せた。
同作は、わずか48時間だけ滞在した台湾で、香港のカメラマン、ジミー・ミンシュン氏が完全密着で撮影。高級ホテルの高層階の部屋でバスタブにつかる“ヌード”も収められている。
郷は「僕の裸なんて見てもしょうがないでしょう」と照れながらも、「週に3、4回、ジムで午前中に、普通の人がいきなりはこなせないようなメニューを2、3時間やる。夜はバットで素振りを50回。食事は遅い時間に食べないね」と肉体美の秘けつを公開。隆々とした上腕三頭筋が強調されたショットが「お気に入り」と満足げだった。
イベントに同席したジミー氏も「撮影の依頼を受けたとき、(郷の)マネジャーに『彼を脱がせることができるか?』と確認したんだ。だから一番印象的なのはお風呂場のシーンだね。素晴らしい写真が撮れたよ」と自画自賛した。
同作を「60歳に向けてかじを取り始めるプロジェクトの1つ」と位置づけた郷。「僕は大器晩成。60歳からの10年間が最高の時期になる」とさらなる進化を誓い、100人のファンに写真集を手渡しして喜ばせた。