橋下市長 批判コメンテーター論破に自信
日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長(43)が10日、今月15日に緊急生出演するテレビ大阪の激論番組「たかじんNOマネー」(土曜、午後1・00)で、自身の従軍慰安婦発言などに批判的なレギュラー陣を論破する自信を見せた。
同番組は、時事問題などに関する“毒舌議論”がウリの生番組。すでに1日放送分で、橋下氏の従軍慰安婦発言などの是非をテーマに議論し、大谷昭宏氏、須田慎一郎氏らレギュラー陣全員が、橋下氏に対して「問題あり」と断じている。番組では大激論が予想されるが、橋下氏は「これまで通りのことを言えば、あのコメンテーター陣がいろいろ述べていることが間違ってることもはっきりする」と論破に自信をみせた。
また、同番組では1日の放送時に、橋下氏の発言についての視聴者電話投票を実施し「問題なし・7713票」「問題あり・2011票」との結果が出た。同局は15日の放送までに番組メール会員8500人を対象に、橋下氏の“信任投票”を行う予定だという。これにも橋下氏は「それは番組のことですから」と一任する余裕を見せた。
この日は訪問予定だった米サンフランシスコ市から「公式訪問として扱わない。表敬訪問も受けない」と拒絶する文書を5月に大阪市に送られていたことも分かった。