ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あまちゃん」（総合、月～土曜、前８・００）が、２４日放送分から後半の東京編に入るにあたって、ヒロイン・天野アキを演じる女優の能年玲奈（１９）が１１日、都内の同局で会見し、８日のＡＫＢ４８選抜総選挙で１位に輝いた指原莉乃（２０）から受けた刺激を明かした。

　東京編ではアキが北三陸から上京し、アイドルグループＧＭＴ４７のメンバーとして活動していく様子を描く。ＧＭＴはその名前に加え、ファンによる人気投票を行ったり、古田新太が秋元康氏とそっくりのプロデューサーを演じるなど、ＡＫＢをモデルにしていることは明らかだ。

　試写会後に会見した能年は、自身もふるさとの兵庫県から上京したとあって「私もアキちゃんも地方から盛り上げていかないといけないなと思いました。頑張ります！」とニッコリ。大分出身で博多から“下克上”を果たした指原に共感し、新たに気合を入れた。

　１０日にこれまでで最高となる視聴率２２・１％（ビデオリサーチ調べ。関東地区）を記録したばかりの作品に合わせて、能年の人気もぐんぐん上昇中。訓覇圭チーフプロデューサーは「芸能界のセンター？大いに期待できます」と、指原を超えるブレークに太鼓判を押した。