サザエさんの銅像に税金払え!
東京都世田谷区桜新町に設置された人気漫画「サザエさん」の銅像が償却資産に当たるとして、固定資産税の課税対象になっていることが12日、分かった。所有する地元商店街は「税金がかかるなんて全く考えていなかった」と困惑、都に減免を求めている。
桜新町は原作者の故長谷川町子さんが住んでいたゆかりの地。漫画誕生から65周年となる2011年に「桜新町商店街振興組合」が企画。昨年3月に東急桜新町駅周辺にサザエさん一家の銅像12体を、都と区の補助金を含め4200万円をかけ設置した。
振興組合によると、今月3日付で、固定資産税58万9200円を求める納税通知書が届いた。都主税局によると、宣伝目的の銅像は各店舗の看板などと同様、事業用の資産として扱われ、固定資産税の対象となる。