45周年のアッコ、AKBにライバル心
歌手・和田アキ子(63)が12日、都内で芸能生活45周年記念コンサートツアーの公開リハーサルを行い、AKB48への“ライバル心”を見せた。
新曲「今でもあなた」(7月3日発売)のプロデュースをAKBの総合プロデューサー・秋元康氏(55)が担当するとあって「私もAKO45(周年)ですから。ドント・フォゲット」と存在感をアピール。また、離婚以降、沈黙しているタレント・矢口真里(30)には「ファクスで済む問題じゃないでしょ」と公開謝罪を促した。
AKBには負けてない。キャリア45年、和田はまだまだパワフルだった。全身金色のゴージャスなドレスで45周年記念シングル「今でもあなた」を初披露した和田。「AKBもいいけど、私もAKO(アコ)45。45周年ですからね。ドント・フォゲット」と自らの名前をアルファベット化して対抗心を燃やした。
AKBの盛り上がりには敬意を示しながらも「私はいつもセンターですから」とニヤリ。笑いを交えつつ、45年間常にメーンを張ってきたプライドをにじませた。
対抗心は秋元氏にも飛び火した。45周年記念の新曲は秋元氏がプロデュースを担当。実は13日に東京・渋谷のNHKホールでスタートするコンサートツアーに合わせて発売する予定だったが、秋元氏の作詞が遅れて発売がずれ込んだという。「AKBの総選挙で忙しかったみたいで」とAKBをネタに秋元氏をチクリといじめていた。
キャリアも世代も全く違うAKBを引き合いに出すのは「いつまでも旬でいたい」という現役意識の表れ。コンサートに向けて、ボイストレーニングとジム通いを続け、好きなお酒も控えるなど体調管理も若手以上に気を使っている。「年を取るのはしょうがないけど、歌に真摯(しんし)でいたいんですよ」と表情は真剣だった。
一方で芸能界のご意見番として、不倫騒動から離婚した矢口には「ファクスで済む問題じゃないでしょ。迷惑をお掛けしてるんだから、まず謝罪」と苦言を呈した。矢口が「アッコにおまかせ!」(TBS系)の準レギュラーだったこともあり「家族のようなものだから」と気遣いながらも、不倫については「私もそういうのは分からないんだけど…」とフォローさえできないようだった。