小林幸子、紅白復帰へ超豪華衣装披露
歌手・小林幸子(59)が13日、神奈川県横須賀市文化会館で50周年記念ツアーをスタートさせ、ティアラをいばらに見立てた新豪華衣装「茨のティアラ」を初披露した。
幸子がラストの曲「茨の木」を歌い始めると約1メートルせり上がり、さらには突き上がるように2メートル超上昇。横にも広がり、最終的には高さ7メートル70センチ、幅6メートルの豪華衣装が完成した。幸子史上初の“2段ロケット”式衣装に、ファンから大歓声と拍手が巻き起こった。
昨年の事務所内での騒動を逆手に取り、「いばらの中から抜け出し、呪縛(じゅばく)から解き放たれる」(関係者)イメージで作られた衣装。本来は昨年の紅白用に準備したが実現せず、今回リニューアルしてのお披露目となった。衣装と同様に「いばらの中から抜け出した?」と問われると、「毎日やりたいことをスタッフとできてうれしい」と吹っ切れた様子で語った。
10変化の衣装で新曲「蛍前線」など19曲を熱唱した幸子は「お客さんの歓声がうれしかった。これからも続ける」と豪華衣装継続を宣言。12月に還暦を迎えるとあって、紅白出場へ向け、還暦の赤を取り入れた豪華衣装を制作する構想も明かした。