橋下氏、水道橋博士との“再戦”OK
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が18日、大阪市内で自身の「小金稼ぎのコメンテーター」発言に怒ってテレビ大阪の討論番組「たかじんNOマネー」の降板を宣言しているお笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士(50)との再共演について、応じる考えを示した。
テレビ大阪は博士を慰留する方針を決めており、橋下VS水道橋の再バトルの可能性が出てきた。橋下氏は水道橋博士との“再戦”について問われると、「もう、もちろん」と即答。その上で「そりゃ言い合いになったり激論になったりしますよ。けれど、そんなことで二度と会わないとかでは人間関係は築けないですからね」と述べ、博士と再び同番組で相まみえることになんら抵抗はないことを明かした。
博士は16日のニッポン放送の生番組で自身の降板宣言について、橋下氏がTBS系「サンデー・ジャポン」を生放送中に降板したことの再現と明かしていた。
これについて橋下氏は「全然違う。僕がサンジャポをやめたのは自分の発言の責任を取ってやめたのであって、批判を受けたからやめたわけじゃない」と関連性を強く否定した。
橋下氏はこの日もコメンテーターを痛烈に批判。「コメンテーターの皆さんは前提となる知識がないままにしゃべっている。何を言っても責任がない」などと語気を強めた。
自身も弁護士時代にテレビ番組にコメンテーターとして出演していた経験をふまえ、「僕もやってましたから、よく分かります。批判だけが仕事ですから。責任持たないんでね」と、当時の自身を重ね合わせるように話した。
橋下氏は15日に「たかじんNOマネー」に生出演し、博士やジャーナリストの大谷昭宏氏らを「小金稼ぎのコメンテーター」とやゆ。怒った水道橋は生放送中に降板を宣言し、スタジオを後にから姿を消した。それ以後もツイッターやネットなどを通じて、騒ぎが拡大していた。