さだまさし、自作のドラマ化でしみじみ
歌手・さだまさし(61)が20日、東京・渋谷のNHKでBSプレミアム「かすてぃら」(7月7日スタート、日曜、後10・00)の完成会見に登場した。
自身の自伝的実名小説をドラマ化した作品で、少年時代を過ごした長崎を舞台に、カステラ好きで破天荒だった父親を中心に昭和の家族を描いている。
さだは「この連ドラを見た後で原作を読んでいただければ」と話し「久しぶりにホームドラマを見させていただいた。同時に昭和は時代劇なんだと感じた」と感慨深げ。
劇中では、父親がちゃぶ台をひっくり返すシーンがあり、父親役の俳優・遠藤憲一(51)が「今の時代でやったら離婚だね」と話すと、さだは「あれは付け加えた部分。うちの父親はひっくり返したりしなかった。食べ物がなくなってしまうからね」と明かしていた。