初参加五月みどり渥美とデュエット熱唱
歌手・渥美二郎(60)が発起人を務める震災遺児救済チャリティーコンサート「人仁の会」が26日、東京・セシオン杉並で開かれた。
同コンサートは、震災で保護者を失い就学困難となった子供たちを救済するため、阪神淡路大震災が発生した95年にスタート。当初は、同年に誕生した子供が高校を卒業する今年で終了予定だったが、11年の東日本大震災発生を受け、渥美は「声が続く限り今後もやっていきたい」と、継続する決意を示している。
今回、初参加となった五月みどりは「チャリティーに協力できることがうれしい」と語り、渥美とデュエット曲「東京ナイト」を熱唱。ほかに鏡五郎、島津悦子、若山かずさ、山本智子、走裕介も出演し、約40曲を披露した。
この日の純収益と募金を合わせた義援金200万975円は、神戸新聞厚生事業団「くすのき基金」および日本赤十字社に贈られた。また、これまでの義援金の総額は4865万8031円となった。