週刊誌にオンナ問題書かれた2人明暗…
自民党の佐田玄一郎衆院議院運営委員長(60)は27日、週刊新潮で不適切な女性問題があったと報じられたことを受け、委員長を辞任する意向を固め、伊吹文明衆院議長(75)側に伝達した。関係筋が明らかにした。
正式な辞任手続きは、後任人事なども含め28日以降とすることで自民党側と調整している。佐田氏は同誌に女子大生とのラブホテルデートなどを報道されていた。
国会が26日に閉会したため、辞任届が出た場合は、議長が許可する権限を持つ。後任は、参院選後の8月初旬に開会予定の臨時国会で選出される見通し。それまでの間、自民党の高木毅議運委筆頭理事(57)が委員長職務を代行するとみられる。
佐田氏は群馬1区選出で当選8回。第1次安倍内閣で行政改革担当相に就任したが、政治団体の事務所費問題が発覚して2006年12月に辞任した。公式サイトには「ヤング&クリーン」のキャッチコピーが踊るが、女性関係ではヤングではあってもクリーンではなかったようだ。
また、西村康稔内閣府副大臣=衆院兵庫9区=(50)に女性問題があったと週刊文春が報道したことに関し、菅義偉官房長官(64)は27日午前の記者会見で、辞任の必要はないとの認識を示した。
西村氏はベトナムでの買春を同誌に報じられているが、菅氏は「話を聞いたが、事実関係を否定している」と述べた。