維新橋下共同代表“鬼門”京都で上品?
日本維新の会の橋下徹共同代表(44)が11日、参院選候補の応援で京都市内で街頭演説を行った。
京都は維新の本拠地・大阪と隣接しながら、昨年衆院選で維新候補が全滅した“鬼門”。大阪での演説で多用する「アホ、ボケ、カス」のフレーズは封印し“お上品”に務めた橋下氏だったが、京都が民主・前原誠司元代表(51)の地元とあって、「民主党にだけは勝たせちゃいけない」と批判を展開。「何でも反対するだけの野党。(民主)海江田代表なんて、今の株高は民主党(前政権)のおかげだとか言っている。ダメだこりゃ!」とこき下ろした。
橋下氏はこの日、津市でも街頭演説し、「業界団体を守っている規制を徹底的に撤廃しないと経済成長はない」と訴えた。400人を超える聴衆には、業界団体が動員したとみられる人が多く含まれており、日本維新が強調する「しがらみのなさ」とは、食い違う一幕もあった。