エル・アール黒沢×伊藤銀次がユニット

 フジテレビ系「笑っていいとも!」のテーマソング「ウキウキWATCHING」の作曲などで知られる伊藤銀次(62)と、1995年に「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」がミリオンセラーとなったエル・アールの黒沢秀樹(42)が組んだユニット「uncle‐jam(アンクル・ジャム)」が今月25日、初のアルバム「uncle‐jam」をリリースする。このほど都内で本紙の取材に応じた2人のベテランが、現在進行形の最新ユニットにかける思いを明かした。

 uncle‐jamは2008年、伊藤の京都でのライブに黒沢がゲスト出演したことがきっかけで09年に結成。10年に初のライブを行った。

 20歳違いの2人だが、パブロック(70年代の英国で盛んだったロックのジャンル)などの共通点があり「音楽が共通言語で、ジェネレーションギャップが音楽に対しては全くない。ツーカーでわかる」(黒沢)「(32歳違いの)エリック・クラプトンとジョン・メイヤーが一緒にやっているようなもの。音楽の奇跡を感じる」(伊藤)と、息はぴったりだ。

 伊藤は山下達郎、大貫妙子と伝説のグループ「シュガー・ベイブ」で活動し、大滝詠一、山下と名盤「ナイアガラ・トライアングルVol.1」を発表。ソロ活動に加えて佐野元春や沢田研二、ウルフルズらをプロデュースしている。

 黒沢はエル・アールのメンバーとして「KNOCKIN‐」でミリオンヒットを飛ばし、96年には日本武道館公演を成功させるなど、90年代に一世を風びした。

 日本ポップスの歴史に名を刻むベテラン2人だけに、uncle‐jamでは極上のポップスを提供。伊藤は「uncle‐jamにはすごく自信がある。作れるものなら作ってみい!って」と、仕上がりを保証した。黒沢は「銀次さんとハモる時にしかない不思議な何かがある」と、2人ならではの“マジック”を証言する。

 今月30日には東京・下北沢440でライブを行うことも決定。伊藤は「ロックのエンターテインメントをuncle‐jamでできたら。突き抜けたものを見せたい」と、意気込んでいる。

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