坂本龍一イベントで脱原発の持論展開
音楽家の坂本龍一(61)が6日、都内で行われた、東日本大震災復興支援イベント「フェスティバルFUKUSHIMA!」(8月15日・福島市)のプレイベントに登場した。
被災地の復興や脱原発の活動に積極的に取り組んでいる坂本は「原発事故は福島の人が悪いわけじゃない。(震災前に原発を)止めるチャンスがあったのに止められなかった日本国民全体の責任」ときっぱり。原発再稼働派については「次に(事故を)起こしちゃいけないっていうのが自然な流れなのに、そういう人がいるっていうのが不思議だよね」と、理解に苦しむ様子だった。
この日はNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当し、「フェスティバル‐」の総合ディレクターも務める大友良英(54)も登場。15日のイベントでは坂本があまちゃんスペシャルビッグバンドに「楽しいパート」で加わり、演奏することを明かした。