橋幸夫「あまちゃん」に本人役で出演
歌手・橋幸夫(70)が、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」(総合、月~土曜、前8・00)に本人役でゲスト出演することが8日、分かった。今月12日から17日までの放送の中で数回登場する予定で、これまで劇中で何度も歌われていた自身のヒット曲「いつでも夢を」を披露する。また、ドラマも、この曲にまつわる隠されたエピソードをもとに、ストーリーが展開するという。
劇中で何度も流れていた「いつでも夢を」を、ついに橋本人が出演して歌うことになった。
同曲は、ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)の祖母・夏(宮本信子)が会長を務め、北限の海女が集う「海女クラブ」の面々が、何度も合唱していた。そんな縁での、橋の出演となった。
橋の登場は、第20週(12~17日)の中で数回。具体的な内容についてNHKは「放送当日を楽しみにしていてください」と明かしていない。ただ、この「いつでも夢を」は1962年に橋が女優・吉永小百合(68)と発売したデュエット曲で、今回、橋が劇中で歌う際も、デュエットとして歌われるようだ。
デュエットの相手役だが、橋が登場する第20週のタイトルが「おらのばっぱ、恋の珍道中」。9日放送分ではこれまで地元を離れたことがない夏が上京するとあって、橋と夏のデュエットとなるとみられる。また、夏らが「いつでも夢を」を好んで歌っていることについての意外なエピソードが明かされる。
橋のドラマ出演は2005年の日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」以来で、朝ドラは初。撮影は5月に終えていたが「『いつでも夢を』が流れていると聞き『あまちゃん』を見始め、すっかりハマってます。視聴者として、50数年前にアイドルと言われた1人として、2日間の撮影を存分に楽しみました。今年一番の思い出になりそうです」とアピールしている。
なお、橋は今月28日、さだまさしが作詞作曲した新曲「夢の轍」を発売する。