「じぇじぇじぇ!」が着ボイスになる!
高視聴率を記録しているNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」(総合、月~土 前8・00)の劇中で使われ、全国的に流行している驚きの表現「じぇじぇじぇ!」が、着ボイスになることが11日、分かった。女優・能年玲奈(20)が演じるヒロイン・天野アキがドラマ本編で発したオリジナルの7バージョンが配信される。
着ボイスとは、携帯電話やスマートフォンで、電話やメールの受信などを知らせる音のこと。レコチョクの7月の着ボイスランキングでは、千葉県船橋市のゆるキャラ、ふなっしーや、タレント・壇蜜のセクシーな声などが上位を占めるが、ここに「あまちゃん」が殴り込みをかける。
「じぇじぇじぇ!」は、ドラマの舞台の北三陸地方で驚きを表す方言で、驚きが大きいほど「じぇ」の数が増えていく。放送開始から出演者が連発し、話題となり、今や「流行語大賞」が有力視されるほど全国的に流行している。視聴者からも着ボイス化の問い合わせが殺到していた。
劇中の声をそのまま使う形で実現した配信は、アキがさまざまな感情を込めた7バージョン。宮本信子演じる祖母から「ウニが採れなかったら二度と潜らせない」と通告された際の“基本形”から、あこがれのアイドルだった鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と遭遇し「じぇ」を9回重ねた“絶叫バージョン”など7変化が選べる。
配信はレコチョク、mu‐moなど20サイトで、14日午前0時からスタート。関係者は「着ボイスでは通常7000ダウンロードでヒットとされるが、1万はいける」と期待。この夏は街中が「じぇじぇじぇ!」の着信であふれそうだ。