鹿児島テレビ、他社の音声無断使用
鹿児島テレビ放送(KTS)は31日、6月と8月に放送した情報番組の中で、南日本放送(MBC)が取材した音声を無断で使っていたと明らかにした。
KTSは無線通信を傍受して使用(窃盗)することを禁じた電波法違反の可能性があるとして、8月21日に総務省九州総合通信局に報告した。KTSによると、全国高校総体出場校の監督が部員を指導する声をMBCが無線マイクで収録した際、無断で受信して放送した。KTSはMBCに謝罪。社長と担当役員を10%の減俸1カ月、関係管理職5人を減給処分などにした。