染五郎 歌舞伎でアピール開会式出演熱望

 歌舞伎俳優の市川染五郎(40)が9日、東京・国立劇場で、10月歌舞伎公演「一谷嫩軍記/春興鏡獅子」(10月3~27日=同劇場)の製作発表に父の松本幸四郎(71)、長男の松本金太郎(8)、市川中車こと俳優・香川照之(47)の長男の市川団子(9)と登場した。20年の東京五輪決定に染五郎は「(選手村が建設される)晴海は歌舞伎座に近いし、すごい盛り上がりになる」と胸を高鳴らせた。

 全世界が注目する開会式は、開催国の歴史や文化を描く演出が多いだけに、歌舞伎が採り入れられる可能性もある。「開会式を誰が演出するのか、気になるところ。歌舞伎は日本を代表する伝統芸能なので、日本のカラーをアピールできる要素を持ってる」と“夢舞台”に思いをはせた。

 64年の東京五輪開催中には、歌舞伎座で通常公演に加え、午後9時40分から深夜にかけて「ナイト歌舞伎」を上演。世界各国からの観光客に向けて、日本が誇る伝統美を発信した。幸四郎は「この前の東京オリンピックは聖火ランナーをしたくて、あこがれの目で見てました」と懐かしんだ。

 また幸四郎は、10月公演で親子3代そろい踏みするとあって「3世代ですので、初めの世代としては負けられません」と気合十分だった。

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