ソフトバンクのＣＭキャラクターを務める女優の上戸彩（２８）が、東京・ソフトバンク銀座で行われた米アップル社のスマートフォン新機種「ｉＰｈｏｎｅ　５ｓ」「‐５ｃ」の発売記念イベントにゲスト出演した。

　今回からＮＴＴドコモが参入し、販売競争はａｕを合わせ三つどもえとなった。他社に先駆け２００８年に同機種を導入した“老舗”の看板を背負う上戸は「皆さんお疲れさまです」と行列に並ぶ顧客をねぎらい「（社長の）孫（正義）さんの愛が本当にこもっているんです。５ｓと５ｃ、両方良さがありますよね」と情熱的にアピール。「（他社に）“倍返し”で！皆さんよろしくお願いします！」と、出演している大ヒットドラマ「半沢直樹」の名ぜりふを披露して盛り上げた。

　セレモニーに出席した宮内謙副社長は「（ソフトバンクの）強みを一言で言うなら、５年間やってきた優位性。我々はｉＰｈｏｎｅのことを全部知っています」と熱弁をふるった。午前８時の発売開始に合わせ、店舗の前には約１６０人の行列。一番乗りは１７日の正午から待った都内の大学生・井上拳斗さん（２２）で「５ｓと５ｃ、どちらも購入して使い分けます」と語った。

　上戸は昨年９月２１日に同店で行われた「ｉＰｈｏｎｅ５」の発売イベントに出席した際、ＥＸＩＬＥ・ＨＩＲＯ（４４）との結婚祝いとして孫社長から「‐５」を贈られていた。「‐５ｓ／５ｃ」への憧れを語りつつも「‐５は孫さんから頂いて運気が上がる気がしたので、手放せません」と強い思い入れを告白。上戸の思いを聞いた宮内副社長は「また（新機種を）孫から渡すようにしますよ」と約束していた。