演歌歌手の中村美律子（６３）が２１日、新曲「おもいでの宿」（２５日発売）の舞台となっている大分県・湯布院でＰＲキャンペーンを行い、大ファンである阪神タイガースのクライマックスシリーズでの“１００倍返し”を期待した。

　大阪出身で現在も阪神沿線に在住という中村は、シーズン終盤で首位・巨人に大差をつけられたことに「今年は優勝いけると思ってたんやけどなぁ」と悔しそう。能見の大ファンとあって「品があって男前。ＣＳでは巨人を完封するで。新井兄弟が打って１００倍返しや！いてまうで～」と反攻を確信していた。

　この日は、公民館でミニコンサートを開き、新曲などを熱唱。連休中の観光客を含むファン１５０人に「湯布院のお湯のように包み込むような温かみのある曲。ほっこりして」と語りかけた。終演後はＣＤを予約する列に手応えを感じた様子。「この曲も阪神も最高の秋を迎えられたらええな」と“共闘”を誓った。