鯉党・杉原杏璃、前田智さんに感謝

 福山市出身のグラビアアイドル、杉原杏璃(31)が、3日の広島‐中日戦(マツダ)で引退セレモニーを行う広島東洋カープの前田智徳外野手兼任打撃コーチ補佐(42)に感謝の思いを寄せた。「私もアラサーになってから日の目を見た遅咲き。勇気をもらっていました」と、度重なるケガを乗り越えた“求道者”に自身を重ねた。一方で、初のクライマックスシリーズ(CS)進出で盛り上がるチームには「日本一になったらビキニでビールかけに乱入します」と仰天公約した。

 89センチGカップバストと究極のくびれボディーを武器に、週刊誌のグラビアやバラエティー番組で活躍する杉原。年に数度、神宮球場や東京ドームで行われるカープの試合を観戦しているカープファンだ。しかし鯉党になったのは18歳で広島から上京してからという。

 「応援席に広島県人がたくさんいて、広島弁が飛び交っていて、懐かしかった。カップ酒を手にしたおじちゃんから『どこ住みなん?』と話しかけられたり、都内のおいしいお好み焼き屋さんを紹介してもらったり、野球ももちろん、広島県人との交流できるのがうれしくて、球場に通うようになりました」

 大きな夢を見て故郷を離れ、東京で1人暮らし。その寂しさを癒やしてくれるのがカープだった。中でも一番のお気に入り選手が前田智だった。

 「まさに“広島の男”でした。ダンディーで、口数が少なくて、でも結果は出す。理想の男性です。選手の一生涯を広島にささげて、背中で語る姿にいつもしびれていました」

 一見、華やかなグラビアの世界も、次々に“新人選手”が登場する厳しい競争社会だ。外見はもちろん、自分だけが持つ個性を磨く地道な努力と向上心が求められる。30歳を超えてグラビア女王として君臨する杉原。フィールドは違っても、度重なるケガを乗り越えて、42歳まで現役にこだわった前田智に、共感していた。

 「私も上京後、なかなか芽が出なくて、つらい思いもしてきた“遅咲き”です。でも『前田さんのように地道にコツコツ頑張れば、いつか』という思いで、30歳を超えて、今のポジションまで来ました。ひたむきな姿には本当にたくさん勇気をもらいました。本当に感謝したいです」

 寂しいニュースの一方で、初のCS進出を果たしたチームには、大きな胸を、期待でさらに膨ませている。先日、都内で開いた写真集発売イベントでは、うれしさのあまり「CS制覇したら水着エプロンで選手に手料理を振る舞います」と、ちょっぴりエッチな公約までしてしまった。それなら、日本一になったら?と尋ねると、さらに大胆な“セクシー公約”を披露してくれた。

 「う~ん。『ビールかけにビキニ姿で乱入!』というのはどうですか?ゴーグルつけて参加したい!」

 杉原がCSで注目するのは堂林という。

 「今の広島は若くて勢いがある。堂林くんのような選手が、チームを波に乗せてほしい。マエケンが抑えても、点を取らないと勝てない。堂林くんの一発で、私をビールかけに参戦させてほしいです」。ケガからの復活を目指す若鯉へのエールで締めくくった。

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