“隠れ”みの…生放送後も報道陣かく乱
タレント・みのもんた(69)が5日、東京・文化放送で、ラジオ番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」の生放送に出演した。再逮捕された次男で日本テレビ社員の御法川雄斗容疑者(31)が、3日に処分保留で釈放されてから初の生番組出演となったが、事件については一切語らず。番組終了後は、集まった報道陣の目をかいくぐり、姿を見せないまま局を後にした。
みのもんたが“隠れみのもんた”になった。先月21日の同番組では冒頭にお経を読み、次男について20分にわたって語ったが、この日は一転して口をつぐんだ。
番組では家族の不祥事には触れなかったものの、「『アイツ、失言するんじゃないかな』と(スタッフが)心配そうに見るので困っちゃう。この番組、あるときからすごいんですよ。記者の皆さんの間で100%の聴取率」と自虐発言。「私は4キロやせました。エーン」と近況報告もした。また、山本周五郎「日本婦道記」を読んだという話題では「人間って、どんな境遇に陥ってもあきらめてはいけない、と思いました」と自分に言い聞かせるように語った。
出演後には、局前で待ち構える報道陣30人への“かく乱作戦”が実行された。みのの関係者が運転する車が、駐車場から発進。いったんは局を後にしたが、30分ほどたってから再び局に舞い戻った。
再出発の際には、みのが身をかがめていたとみられる後部座席が、タオルのような布で隠されており、みのが顔を見せることはなかった。
先月13日の会見では「子を信じない親がどこにいますか」と訴えていたみの。釈放はされたものの、次男の捜査は続いており、みのの心中やいかに‐。