交通事故による心臓破裂で５日に亡くなったタレントの桜塚やっくんこと斎藤恭央さん（３７）の葬儀が家族葬になることが７日、分かった。横浜市内の実家前で取材に対応した父親の充さん（６３）が、親族だけで葬儀を営む意向を明かした。日程も公表しない。お別れの会については「まだ気持ちが動転している。終わってから落ち着いて考えます」とした。

　斎藤さんの遺体は事故のあった山口県から車で運ばれ、７日未明に実家に到着。母の美佐緒さん（６１）は「（今後のことは）まだ考えられません」とショックを隠しきれない様子だった。

　また、実家に弔問に訪れた「エンタの神様」で共演していたタレントの芋洗坂係長（４５）は、「年末に一緒にディナーショーをやる予定でした。『いつ死んでも悔いのないように生きる』と言っていたけど、後輩の面倒を見られなくなったのは悔しいと思います」と話し、涙をぬぐった。

　斎藤さんがボーカルを務めていたバンド「美女♂ｍｅｎＺ」のキーボードで、事故車に同乗していた透ｃｈは、公式サイトに斎藤さんとマネジャーの砂守孝多郎さん（５５）が亡くなったことを報告し、「お別れ会を開催できるよう努めて参ります」と記した。