ホリプロのGP 和田アキ子と飲みたい
女優の深田恭子(31)、石原さとみ(26)らを輩出した「第38回 ホリプロタレントスカウトキャラバン2013」の決戦大会が4日、都内で開催され、栃木県出身の看護系専門学校2年、佐藤美希さん(20)がグランプリに輝いた。
大会史上最年長でのグランプリ受賞者からは、事務所の大先輩となる歌手・和田アキ子(63)へ向けて「1回、飲んでみたいですね」と“オトナ発言”が飛び出した。
応募者2万216人の頂点に立ったのは、“年齢制限ギリギリ”の佐藤さんだった。
モデル発掘がテーマとなった今回の応募資格は13歳から20歳まで。「もともとファッションが好きで、中学ぐらいから芸能界に興味がありました。今回ダメなら、諦めるつもりでした」と人生初のオーディションに挑戦。最初で最後のチャンスで、夢切符をつかみ取った。
ファイナリスト12人で争われた最終審査は、特技披露などの自己PRはなく、ランウェイでのウオーキングのみ。「堂々と歩くために、目力を強くしました」という佐藤さんは、グランプリとして名前を告げられると「ホントにビックリして、頭が真っ白になっちゃいました」と目に涙を浮かべた。
花束プレゼンターを務めた昨年グランプリの優希美青(14)は、なぜか佐藤さん以上に号泣。「皆さんがあこがれるような、スーパーモデルになってください」と祝福の言葉を贈った。
1976年に始まり38年目を迎えた歴史ある大会で、20歳の佐藤さんは史上最年長グランプリ。初の成人受賞とあって、酒豪で知られる和田アキ子へ「厳しい方だと思うので、ちょっと怖いところもありますけど、お会いしたいです。お酒が強いと聞きますので、1回飲んでみたいですね」と怖いもの知らずの?おねだり。清楚なルックスに秘めた、強心臓ぶりをのぞかせていた。