板東英二、芸能活動再開へ…10日会見

 個人事務所が名古屋国税局の税務調査を受け7年間で約7500万円の申告漏れを指摘されていたことが発覚し、活動休止状態にあった元プロ野球選手でタレントの板東英二(73)が活動再開することが7日、分かった。マスコミ各社にファクスを送付して明かしたもの。10日に大阪市内で弁護士とともに会見する。

 所属事務所の申告漏れ発覚から約1年。板東が活動を再開することになった。10日に大阪市内で弁護士を伴って会見を開くが、関係者によれば、本人が騒動について謝罪するとともに今後の活動を明かすという。

 板東は、昨年12月、個人事務所「オフィスメイ・ワーク」が名古屋国税局から調査を受け、取引先への架空外注費などによる約5000万円を所得隠しと認定された。それを含め約7500万円の申告漏れが発覚し、追徴税2800万円を修正申告した。

 88年には国税庁の確定申告PRポスターのイメージキャラクターを務めたこともある人気タレントの申告漏れは、世間に大きな衝撃を与えた。板東本人が、正式な事情説明などを行わなかったことから、イメージダウンは加速、TBS系「世界ふしぎ発見!」や名古屋、大阪のローカルの冠番組など計8本のレギュラー番組を降板。番組の放送休止や中止にも追い込まれた。

 3月7日には大阪・京セラドームでのオリックス‐中日戦に、騒動後初めて姿を現し「失踪したと書かれているので、顔を見せにきた」などと語ったが、その後は公の場に登場することもなかった。ただ最近では、板東の関係者が仕事再開に向けテレビ局などにプロモーションをしていることなどが一部で報じられていた。

 自ら設定した公の場で板東が何を語るか注目される。

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