ET‐KINGが無期限活動休止へ

 男性7人ヒップホップグループ・ET‐KINGが来年4月29日の全国ツアー最終日をもって活動を休止することが7日、分かった。来年、結成15周年を迎えることから「また一から新しいET‐KINGというものを作り上げていく、そんな時間が必要だという意見に達しました」とリーダーのイトキン(34)はコメント。メンバーは無期限の「充電期間」に入り、個々に音楽活動を続ける。   

 「愛しい人へ」「ギフト」などのヒットを飛ばした、なにわの7人組が、結成15周年の節目に、それぞれの道を歩む決断を下した。

 音楽活動だけでなく、吉本の舞台でコントミュージカルを行うなど、大阪を中心に様々な活動で人気を博した7人。グループの方向性について5月から話し合いを続けてきた。「この先何ができるのか?」「7人で作る音楽の意味とは何なのか?」。導き出された結論は「活動休止」だった。

 大阪・大国町で共同生活をしながら楽曲制作を続けてきたが、今後は個々で音楽活動を続ける。イトキンは生バンドとの演奏活動、昨年8月にSPEEDの上原多香子(30)と結婚したTENN(34)やセンコウ(34)は他のアーティストへの楽曲提供も含めたプロデュース業を行っていくという。

 来年1月には“集大成”ともいえるベスト盤を発売予定。“最後”のツアーは同3月16日の滋賀・守山市民ホールを皮切りに11都市を巡り、ファンに感謝の思いを届け、“お膝元”の大阪・フェスティバルホールでフィナーレを迎える。

 決して解散ではなく「グループの成長期間。今まで以上の“ライブ”を作るための大切な時間」と、リスタートのための充電期間であることをイトキンは強調した。活動休止まで残り約半年、ファンを笑わせ泣かせてきた7人が全力で突っ走る。

活動を休止することが明らかになったET‐KINGの(左から)KLUTCH、DJ BOOBY、TENN 、イトキン、BUCCI、コシバKEN、センコウ

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