三浦春馬、リーガルハイの後番組に主演

 俳優の三浦春馬(23)が来年1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「僕のいた時間」(水曜、後10・00)に主演することが11日、分かった。

ドラマは好視聴率を記録する俳優・堺雅人(40)主演「リーガルハイ」の後番組。3年ぶりの連ドラ主演で難病と闘う大学生を演じる三浦が「リーガル‐」の勢いを受け継ぎヒットを狙っていく。

 今年4月クールに放送されたフジテレビ系「ラスト・シンデレラ」で過激なベッドシーンに挑み話題を呼んだ三浦が一転、難病と闘う青年を熱演する。三浦は「命の期限を背負ってしまった主人公を、全身全霊で演じていきたい」と並々ならぬ決意をみなぎらせている。

 作品は、筋肉が徐々に衰えて呼吸困難に陥り、人工呼吸器をつけないと死に至ってしまう難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症=きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)を抱えた若者を描いたヒューマンドラマ。三浦は余命を知りながら、残りの人生を前向きに模索していく主人公・澤田拓人を演じ、生きるとは何かを伝えていく。

 三浦の連ドラ主演は女優・戸田恵梨香(25)とW主演を務めた同局系「大切なことはすべて君が教えてくれた」(11年)以来、3年ぶり。単独主演はTBS系「ブラッディ・マンデイ」(10年)以来、4年ぶりとなる。

 12月上旬からスタートする予定の撮影を前に三浦は、「仕事や、友達、恋人、家族関係をリアルに演じ、難病に立ち向かう主人公の心の底を追求していきたい」と役作りへのこだわりを語った。

 ドラマには、映画「君に届け」(10年公開)以来、4年ぶりの共演となる多部未華子(24)に加え、斎藤工(32)、山本美月(22)らが集結。役者として演技の幅を広げている三浦が頼もしい仲間とともに、「リーガルハイ」に負けじとヒット作を作り上げていく。

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